2012年12月2日日曜日

せっかく持って来たバイブルを

 せっかく持って来たバイブルをあまりにすげなく突返してはなはだ済まなかった。実はイタリア語ので二度も読んであきあきしたのだ。もっとも、もし旧約の方があるのなら喜んで見る。しかし、これもあの文法を読んでしまってからのことだから急ぐには及ばぬ。それと同時に自然、辞書の必要も生ずるのだが、露和の小さなのがあると思う。お困りの際だろうが、何とかして買ってくれ。『帝国文学』は許可になった。本年末にいろいろ読み終えた本の郵送をする。  やがて二人出る。村木はそうでもないようだが、百瀬は大ぶ痩せた。一度ぐらい大いに御馳走してやってくれ。来月末には厳穴※赤羽※が出る。その次は来年の正月の兇徒連。人のことではあるがうれしい。  暑くるしいので筆をとるのが大儀至極だ。これで止す。さよなら。