ダイナマイトの箱が積んであるという。
それはたいへんだ。鉄の拳を持っている強力の機械人間が、もしあやまって、そのダイナマイトの箱をぽかんと一撃したら、たちまち大爆発が起こって、建物も人間も岩盤さえ吹きとんでしまうであろう。
(なんだってこのおじさんは、ダイナマイトの箱なんか、たくわえているのだろう)
と、少年たちは、へんに思いながらも、博士をたすけて、地階の奥へ連れていった。
「ああ、そこに機械人間がいます」
井上少年が叫んだ。
「え、機械人間がいたか。なにをしている」
博士が、見えない目を大きくひらいて、緊張する。
「一生けんめいに、機械や何かを見ていますよ。あッ、箱を見つけました。たいへんだ。ダイナマイトと書いてある箱ですよ」
「ううむ。とうとう見つけたか。困った。手あらくあつかわないようにしてもらいたいものだが、……あッ、そうだ。さっきのふるい制御台を使って、あの機械人間を取りおさえてしまわねばならない。戸山君たち、さっき調べた旧式の制御台のところへ、もう一度わしを連れていってくれたまえ」
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